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CPUグリス!熱伝導シート!そして液体金属!一番いいのはどれだ!?

2014年06月30日
自作PC 5
初めまして、smkと申します。
7年ほど前から自作PCを趣味としてる暇人です。
これまでも色々なことして遊んできましたがせっかくなら自分用のメモ兼他のジサカーの方々との情報共有のため、自作PCブログを作ってみました!
まだ始めたてで至らぬところも多いかと思いますがどうぞ温かい目で見守ってやってくださいm(_ _)m

さて、記念すべき最初のブログなんですが・・・

最近暑いですね・・・・
大事な愛機の熱具合も気になっちゃう季節になってきましたね・・・
グラボはもちろんCPUも気になるな・・・
CPUクーラーはとりあえず別売りの使ってるけどこれで大丈夫かな・・・
ってかグリスって適当だけどやっぱ高いのとかにした方がいいのかな・・・なんて疑問が・・・


ということで・・・

CPUクーラーのサーマルグリスって結局何がいいの???

グリス比較実験!!


と題しましていくつかのタイプのグリスの効果を比較してみることにしました。
検証はグリス以外は全く同じ条件でグリスの違いのみで温度比較をするというものです。
それぞれアイドル時と高負荷時の温度を計測してみます。
そして今回はグリスだけではありません・・・

熱伝導シート そして 液体金属 もまとめて比較しちゃいます!(タイトルでネタバレ済)

検証に使用するマシン構成はこちら!

【CPU】 core 2 quad Q9550
【クーラー】 サイズ 鎌クロス(ファンを170mmのものに換装済み)
【M/B】  MSI P45 Neo MS-7519
【Mem】  DDR2 800 4G
【グラボ】 MSI NX7600GS
【SSD】  Crucial M4 64G CT064M4SSD2
【電源】  Seasonic X-SERIES SS-560KM
【OS】 Windows7 professional 32bit

そう・・・・

古い!w

構成がめっちゃ古いんですが今でも現役のテストマシンなんですw
これでも5~6年くらい前まではハイスペックの部類に入ってたんですよ・・・
けど昔のやつの方がきっと熱も出やすいの検証にはよいはず、などど適当な事言い聞かせてこれでやっていきます。
環境は室内で空調つけない状態で行います。ちなみにPCはケースに入れずにむき出しの状態です。
時間帯も13時~15時の最も暑い時間帯・・・・
どれ、ちょっと温度計を見てみるか・・・
温度計


(゚Д゚)

30℃・・・
いい・・・・頑張る・・・・

検証方法としては電源を入れてアイドル稼働し、10~15分放置後に測定、その後負荷100%の状態で10~15分放置後に測定します。
温度測定ソフトにはHWMonitorを使用し、負荷をかけるソフトはPrime95を使用します。

では気合入れていってみましょう!

エントリーNo.1  ふつ~のやっすいシリコングリス(180円)

ええ、普通のグリスです。一応商品名書いとくとHalnziye社のThermal Grease HY410ってやつみたいです。
使いやすい【注射器タイプ】高冷却 サーマルグリス PC CPU 熱伝導 HY410 【ZONOYA ORIGINAL】使いやすい【注射器タイプ】高冷却 サーマルグリス PC CPU 熱伝導 HY410 【ZONOYA ORIGINAL】
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熱伝導率は0.925W/mkとかなり低いものです。

ちなみに塗り方も統一しとかないといけないので一応説明書に載ってたこのような塗り方でいきたいと思います。
グリス塗り方

真ん中にてんこもりタイプや少量で平べったくタイプとか色々ありますけど、経験上よほど変な塗り方でない限り大差でないですね。
これも隙間多いように見えますがクーラーと接着するときちんと広がっていたので大丈夫です。

まずはアイドル時
シリコングリスアイドル時
そして高負荷時
シリコングリス高負荷時

なるほど、これがパラメーターになるわけですね。
グリス拭き取り綺麗に拭き取ります。今回は塗って30分程度稼働してすぐ拭き取るので普通のティッシュで綺麗にとれました。
時間が経ったものは少し硬くなって粘土も増しているのでリムーバーなどを使用すると綺麗にとれますね。

ではどんどんいってみましょう。



エントリーNo.2 ちょっといいダイアモンドサーマルグリス(1,625円)
JOUJYE ナノ・ダイアモンドサーマルグリス OC7JOUJYE ナノ・ダイアモンドサーマルグリス OC7
(2011/08/08)
JouJye Computer GmbH

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熱伝導率は12.56W/mkとなかなかのもの。容量も4g入ってるので数回分使えます。

アイドル時
ダイアモンドアイドル時
高負荷時
ダイアモンド高負荷時

おお、、これは流石なのだろうか。安いシリコングリスと比べると高負荷時には10℃も差が出ていますね。
じゃんじゃんいきます。




エントリーNo.3 安物の熱伝導シート(300円)
アイネックス 低硬度放熱シリコーンゴムシート HT-04アイネックス 低硬度放熱シリコーンゴムシート HT-04
(2007/05/16)
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熱伝導率5.0W/mk
サイズが38*38*0.5mmということで少し大きめ。CPUにのっけてみるとかなり余ってしまう部分がありました。
シリコンシート被せた状態 あとちょっとベタベタして粘着性が強めな感じもありますね。
とりあえずいってみましょう。


アイドル時
シリコンシートアイドル時
高負荷時
シリコンシート高負荷時

アイドル時はまぁ普通かなって感じだったのですが高負荷時にシリコングリスより発熱してしまってますね・・・
まぁこれも安物だしこんなものなんですかね。ちなみに30分程使用後に外そうとしたら熱でとけててべちょべちょになっていました。これだから安物は・・・ってことで続いては



エントリーNo.4 高級熱伝導シート(2,344円)
ワイドワーク 黒鉛垂直配向熱伝導シートVertical-GraphitePro 熱伝導率90W/m・K高性能熱伝導シート30×30×0.25mm WW-90VGワイドワーク 黒鉛垂直配向熱伝導シートVertical-GraphitePro 熱伝導率90W/m・K高性能熱伝導シート30×30×0.25mm WW-90VG
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ワイドワーク

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熱伝導率90W/mk!今回実験した中で最高の熱伝導率を誇ります。

高級シート外観 入れ物にも高級感漂っています。
高級シート貼り付け サイズもCPUの凸部分にぴったりでした。
シート自体は弱粘着性でベタつきはあまりありません。むしろサラサラくらいです。

アイドル時
高級シートアイドル時
高負荷時
高級シート高負荷時

おおっと・・・なんということだ。
アイドル時には問題なかったものの高負荷時に最初60℃台だったのですが最終的に70℃台にのってしまいました。
結果だけ見るとシリコングリスと一緒になってしまいましたね。

そしていよいよ最後に登場するのは・・・



エントリーNo.5    液  体  金  属  (2,144円)
Cool Laboratory 液体金属 注射器入り 熱伝導率:82.0W/m・k ドイツ製  LIQUID PRO+CSCool Laboratory 液体金属 注射器入り 熱伝導率:82.0W/m・k ドイツ製 LIQUID PRO+CS
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Cool Laboratory

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熱伝導率は82.0W/mk
金属なんですよ・・・なのに液体なんですよ・・・・ターミネーターやはぐれメタルを想起してしまうのは私だけではないはず・・・
ドイツ製で、日本では親和産業が取り扱っており、HPに動画付きで使用方法が載っているので紹介しておきます。
http://www.shinwa-sangyo.co.jp/products/thermal-grease/liquid-pro
注意としてはHPに書かれているように導電性もあるため誤ってマザボや他のパーツに落としちゃって気づかず使用したりすると最悪PCがオシャカになる危険性があるってことですね。

液体金属パッケージ こちらパッケージです、本体の他に研磨用のスポンジと塗布用綿棒2本、除去用シートが1枚入っていました。
液体金属綿棒動画の通りに塗布していきます。
ほんの一滴だけ垂らして伸ばしていくのですが、最初なかなか伸びませんでした。
しかしそのうち綿棒がこんな感じになると順調に塗ることができました。
液体金属塗布 銀ピカで美しい・・・

で、では稼働してみましょう。(ちょっと不安)

アイドル時
液体金属アイドル時
高負荷時
液体金属高負荷時

のおおおおお!?
高負荷時は80℃前後とまさかの結果に・・・!
そんなばかな・・・ああ、そうだ。きっと5番目だしマザボやらCPUやら全部あったまりすぎちゃってちょっとあれなんだよなきっとアハハハ

↓15分クールダウン後

結果変わらずorz
とほほ、とりあえず一旦除去することに。
液体金属除去シート こちらが除去用シート、まぁ単にアルコール染み込ませた紙ティッシュですね。
結構染み込ませてあって、袋から出すと液がしたたり落ちるので機器に落ちないよう注意が必要です。
あと液体金属がこれまた結構頑固なので少し強めに爪も立ててこするとようやくCPUの刻印などが前と同じように見えるくらい浮かび上がってきました。


とまぁこんな感じで今回の結果だけみると
高級ナノダイヤモンドグリスの勝利
ですかね。

・・・・・

実はこの後夕方17時以降(室温28℃)にもう一周同じことやったんですよ。今度は順番を逆にして。
いや、液体金属と高級シートの高負荷時の結果が微妙だったもんで・・・・
もしかして塗布ミスってたんじゃないかなとか思いまして・・・ハイ

結果

変 わ ら ず

誤差+-1℃以内な感じでした。
まぁあくまでこの構成での結果ですのでクーラーを変えたり(ヒートシンクが別の成分のものなど)他の環境でも必ずこうなるというものではもちろんありません。あくまで参考程度にしてください。
もし同じように2種類以上のグリスなどを比較されたりした方がいらっしゃったら報告して頂けると嬉しいなーなんて。

では今回はこんなところでおしまいです!
これからソフトやハード問わず、色んなことして遊んだりレビューしたりしていきたいと思うので今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

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smk
Admin: smk
趣味でライトに自作PCやPC周辺機器等を楽しんでおります。
このブログでは新製品、旧製品問わずPCパーツレビューや実験などを綴っていければと思っています。
またゲーマーでもありますのでもしかしたらそういった話題も書くことがあるかもしれません!

Comments 5

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No title

こんにちはー☆

初めてとの事ですが記事が丁寧で見習いたいと思いました(笑

またきますね☆

2014/07/06 (Sun) 13:17

smk

No title

こんにちは!コメント&お褒めのお言葉ありがとうございます!
大したことはかけませんが週一くらいで更新できればと思ってます(^^)

2014/07/09 (Wed) 04:06

名無しの壺さん

液体金属のシート状の物は改良されているので、ダイヤモンドグリスより放熱しますよ。

2014/08/16 (Sat) 07:06

smk

液体金属のシート状の物なんてあるのですね!
情報有り難うございます!今度また試してみたいと思います^ー^

2014/08/21 (Thu) 02:35

-

リキプロ(液体金属)はほぼ殻割り用ですよ
コアに直接塗ると効果覿面です

2014/12/22 (Mon) 15:52